Boys Be Engineerを立ち上げた理由

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このメディアは、非エンジニアがエンジニアになるために役に立つ情報をまとめている。

なぜ、このメディアを立ち上げたかを説明したい。

エンジニアになりたかった

10年前、僕は情報系の学生ではなかったが、エンジニアになりたかった。

初めて大学の端末室でPCでインターネットに繋いだときの興奮をいまだに覚えている。ブラウザを立ち上げ、当時大ファンだったスラムダンク作者の井上雄彦のホームページにアクセスした時に、世界が変わったように感じた。

これまで漫画のあとがきやテレビなど、限られた場所でしか出会えなかった井上雄彦に、好きな時に好きなだけアクセスができるのだ。インターネットは、その頃の僕には、魔法のようなものだった。そして、インターネットのサービスを開発するエンジニアは、現代の魔法使いのように思えた。

物心ついた時からネットやスマホに触れている今の子(僕の7歳の娘がそう)には、こんなことを書くと気持ち悪がられるかもしれない。しかし、それぐらい、当時の僕にとってインターネットは衝撃的だったのだ。

僕は段々とインターネットの虜になっていき、いつしかインターネットのエンジニアになりたいと思うようになった。学生の頃にライブドア事件があり、ネット企業が既得権益者から叩かれるのを見て、インターネットにロックな生き方を感じたりもした。

技術のことは全くわからなかったが、とにかくエンジニアになりたかった。就職先はITの企業を選び、何とか内定をゲットする事ができた。

「インターネットのエンジニアになれる。」

内定が決まってから、僕は毎日ワクワクしていた。

叶わなかったエンジニア就職

しかし、僕はエンジニアになれなかった。入社を1ヶ月先に控えた3月に、内定先の企業が、株主の乗っ取りにあい、会社運営ができなくなったのだ。

僕ら新卒の学生は、内定取り消しにあい、急遽、就職先を探さなければいけなくなった。大阪で学生生活を送っていた僕は、急遽、東京に2週間カプセルホテルに寝泊まりし、就職先を探すことになった。

タイミング的に新卒を募集している企業はほとんどなく、結局、僕は、中途採用をしていたベンチャー企業に採用してもらうことができた。職種は、営業職だった。

10年のビジネスキャリアを経てエンジニアに

残念ながらエンジニア就職ができなかった僕だが、拾ってくれた恩もあり、就職したベンチャー企業では、一生懸命働いた。

入社後2年ほど経ったタイミングで、創業者が更迭にあうというハプニングがあり、図らずも僕が繰り上がり(?)で取締役になった。取締役として会社売却のミッションを負うことになり、責任の重さで、ストレスは半端なかったが、とにかく一生懸命働いた。右も左も分からない若輩者だったが、仕事量だけは、誰にも負けなかったと思う。

無事、会社も利益をしっかり出すことができ、会社の売却も終えた後、やりがいのある仕事のオファーをもらって、転職を2回ほど経験した。その都度、一生懸命働き、そこそこの成果を出すことができ、それなりに満足はしている。

ふと気づくと、社会人になって10年経っていた。仕事は相変わらず忙しく、やりがいも感じている。

しかし、エンジニアになりたいという気持ちはまだ残っていた。僕はエンジニアになるための勉強を始めることにした。

プログラマー35歳定年説

プログラマー35歳定年説をご存知だろうか。35歳をすぎるとプログラマーとして伸びしろが減り、単価も高くなるため、管理職に移行しなければならいというIT業界の考え方だ。

この考え方が正しいかどうか分からないが、僕は、この35歳定年説に反発するように、35歳にプログラマーになるための学習を開始した。

プログラミングの学習を開始して、すぐに気づいたが、今は学習環境が非常に充実している。無料でプログラミングが学べるサイト、初心者向けのプログラミングスクール、AWSやさくらのVPS、herokuなどのインフラ環境、勉強会やイベントなど、プログラミングを学習したり、サービスを運営するための敷居が非常に低いのだ。

日中、仕事をして、時間のない非エンジニアの僕にとっては、ありがたい環境だった。僕は最大限、この環境を活かしてプログラミング学習を進めた。

エンジニアとしての技術を身につけて世界中で面白い事業を作りたい

僕は技術を身につけて、面白いことを考えている人と一緒にたくさんの事業を作りたい。

事業開発の現場では、いつもエンジニアが不足している。特にスタートアップのフェーズでは、ビジネス担当と話ができるエンジニアが必要になるが、なかなかいない。それがボトルネックになり、ビジネスが遅くなりがちだ。

僕が今働いているのは外資系の会社で、普段、外国人エンジニアとよく話をするが、ビジネスの話ができるエンジニアは、世界中で不足しているのだと感じる。

ビジネス側の僕が技術を身につけることで、スタートアップフェーズのスピードを加速させ、面白い事業をどんどん生み出していきたいと考えている。できれば、世界中で事業を作って周りたいと思っている。これが僕がエンジニアとしての技術を身につける意義として感じていることであり、僕の理想の生き方だ。

少しずつエンジニア的な仕事ができるようになってきた

僕は、仕事の合間を縫って、6ヶ月ほどプログラミングや開発の学習をして、業務で使うちょっとしたシステムをいくつか開発し、実際に業務で活用している。社内のメンバーや一部のお客さんも、喜んで使ってくれている。

まだほんの序の口ではあるが、学生の時になりたかったエンジニアの仕事ができ始めている。開発を一緒に勉強する仲間もでき、時にはプログラミング学習を始めたばかりの知人に教えられるまでになった。

まだまだ学習は続けなければならないが、充実した日々を送っている。プログラマー35歳定年説に負けずに学習を始めてほんとに良かったと思っている。

非エンジニアが技術を学んで事業を創ることを応援したい

僕は、このメディアで、僕のように非エンジニアながら、プログラミングの学習をして、仕事の幅を広げたいと思っている人の応援がしたい。特に「自分で事業を創りたい」という人を応援したい。

プログラミングやエンジニア技術の学習に最も必要なことは、エラーが出ても根気強く調べて解決し続ける根気と、問題の原因にたどり着くための論理力だ。一定レベルまでは、根気と論理力さえあれば誰でもエンジニアになれる。

一方で、僕らのように、日中仕事をしている非エンジニアにとって効率の良い学習方法もある。また、自分の作ったプロダクトやサービスを、事業化するには、プログラミング以外にマーケティングやセールス、場合によっては採用やファイナンスなどのノウハウも必要だ。それをこのサイトで紹介していきたい。

営業、サポート、人事、店舗運営、経営者など、エンジニアではない色んな職種の人が、それぞれの専門性に加えて、エンジニアとしてのスキルを身につけることができれば、世界はとてもおもしろくなると思う。

そこに少しでも貢献したい。

Boys Be Engineer!

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